バス停の、六本の弦の写真 1バス停の、六本の弦の写真 4バス停の、六本の弦の写真 8

Six Strings at the Bus Stop

2024.1111月の午後、バス停で

赤いキャップに白いヘッドホン、そしてアコースティックギター。バスがなかなか来ない午後、車の流れに向かって歌うひとりのブラザー。

照明と音響のあるステージもあれば、ベンチと時刻表と、途切れない車の流れだけのステージもある。膝の上にはギター、後ろ向きにかぶった赤いキャップ。急いで行く場所なんて、どこにもなかった。

赤いキャップと白いヘッドホン。
赤いキャップと白いヘッドホン。
バス停の、六本の弦の写真 3

うつむいたまま弾く。通りの音よりも、弦の音に耳を澄ませている。ときどき車が速度を落とし、窓が下がって、信号が変わるまでの数小節だけ誰かが首でリズムを取っていった。

バス停の、六本の弦の写真 4
時刻表つきのステージ。
時刻表つきのステージ。
バス停の、六本の弦の写真 6

歩道の向こうから見ると、待合所は小さな劇場のようだった。背景には紅葉した木々、足元にはリュック、照明は午後の太陽が担当している。

バス停の、六本の弦の写真 7
バス停の、六本の弦の写真 8

曲の合間には、旅のこと、まさにこのバス停で出会った人たちのこと、そして一曲の歌が見知らぬ人を少しだけ長く引き止めることについて話してくれた。

曲と曲のあいだ。
曲と曲のあいだ。
道の先を見つめて。
道の先を見つめて。

バスが来ても、彼は乗らなかった。また次が来るから。次の曲のためにチューニングを始めた彼を残して、その場を離れた。赤いキャップが、最後の陽をつかまえていた。

More Footprints

ジャンル

Join the Brotherhood

「BBrthr」は、ひとりのアーティストの旅を超えていく。私たちが探しているのは、ありきたりなビジネスコラボではない。この飾らない平和なムーブメントに共鳴し、世界をもっと面白い場所に一緒に変えていく“共犯者”だ。

あなたの空間、技術、プロダクトを、「BBrthr」が育ててきた熱く国際的なコミュニティと掛け合わせ、新しいカルチャーをつくろう。

Instagramで相談する