




Red Room, Slow Afternoon赤い部屋の、ゆっくりした午後
赤く灯るスタジオ。ベルベットの椅子、壁の十字架、ガラスに裏返しに映るネオン。午後の時間をゆっくり流れるままにする兄弟たち。
旅の最後の扉の向こうは、赤だった。赤い壁、赤い光、深い緑のベルベット。誰に言われるでもなく、声が小さくなる静けさ。





長い髪にボーダーのニット、インクで埋まった腕、耳に当てた電話。まるでずっと前からそこにいたかのように、店はいつも通りに回っていた。











誰も急がない。午後は夕方へと滑り込み、ネオンが灯り、部屋は少しだけ赤くなる。旅の終わりにちょうどいい場所。そして、次の旅の始まりにも。

